ゼミにて。疑問とその解決。
Fetter&Walecka
・グリーン関数をフーリエ変換するにあたって、ポテンシャルの時間依存性にデルタ関数の形を要請しているが、これはそんなに一般的な要請なのか?
→因果律があれば、ローレンツ変換で大概の相互作用は同時になるように出来ます。
・Goldstone DiagramとFeynman Diagramの関連性は
→Feynman Diagramの頭と尻尾を結んで、相互作用を横にまっすぐにしてやれば大体対応はつきます。ただ、それだけではうまくいかないものもある。
カーボンナノチューブレビュー
・「プラズマ振動数より振動数が少ない光が金属の中に入れない」式では理解できるが物理的なイメージがつかめない
→電場によって動いた電子が電場を遮蔽しちゃって奥まで伝わらない感じ。
・上のイメージのおかげで、偏光の座標依存性による電荷の局在化、それによるポテンシャル補正を考えることと、プラズマ振動数を考えることが同値な結果を出すことがすんなり理解された。
先生より
・十分広いグラフェン上の電子がKP近似によりニュートリノと同じWeyl方程式に従うのは有名だが、実は小さいグラフェンの電子も時々Weyl方程式に従う。今までいくつかそういう組成が特定されてますが、奥底にある数理モデルはまだ分かってません。マジかよ!
・ちなみに種々の有機伝導体にもWeyl方程式が頻繁に現れます。マジかよ!
先生が楽しそうに豆知識を語る瞬間にこそ、ゼミの醍醐味はあるなと思った今日この頃。